2009年06月15日

ねこまんま

ねこまんまとは、

飯の食べ方に与えられる俗称。ねこめし(猫飯)とも呼ばれる。「まんま」とは、飯の幼児語。飯に鰹節をかけ混ぜ込んだものを言う地方と、飯に味噌汁、特にダシをとった煮干の残り物をかけたものをそう呼ぶ地方とに分かれる。後者は、総じて、日本の食事マナー上では好ましくないとされる食事法を指すことが多い。
字義通りの猫の餌のこと。1.に列挙したようなものに加えて、たとえば鰹節ではなく魚の食べ残しを御飯に乗せたものなど。この場合は完全に人間の食物としては扱われない。一説には、こちらが本義とされる。
ライフセービング
信用取引
バドミントン
インフルエンザ脳症
ダーツ
ビタミン
近代オリンピック
カロリー
ホームシアター
脳神経外科
ご当地群馬情報
ボクサー情報
日本の正月
ご当地鹿児島
花木・庭木の気持ち
ご当地山梨
フルーツ王国
ご当地静岡
番茶百科
日サロ体験

飯に鰹節をかけ、混ぜ込んだものをねこまんまと呼ぶ地方は、主に東日本に見られる。かけた鰹節の上に醤油をかけるかかけないかも文化や各人の嗜好等によって異なる。北海道では醤油にバターが加えられることが多い。

猫魔スキー場(福島県)では、「ねこまんま」が販売されているが、それはこの形態のねこまんまである。

汁をかけた飯 [編集]
汁をかけた飯をねこまんまと呼ぶ地方は、主に西日本に見られる。かける汁は味噌汁が多いが、すまし汁や豚汁など、味噌汁でない汁をかけてもねこまんまと呼ばれる。他の地方では汁かけ飯、ぶっかけ御飯、犬飯などとも呼ばれる。

犬猫に与える場合 [編集]
かつてはペットの餌代を軽減するため、人間の残飯を「ねこまんま」「犬飯」の状態にして与える事が多かった。しかし日本の経済成長による所得向上で、餌にかかる費用に困窮しなくなり、猫缶はじめ各種のキャットフードやドッグフードが市場に出回るようになったため、残飯を犬猫に与える家庭は減少している。ただし言葉だけは残っておりキャットフードをねこまんまと呼ぶこともある。

また、人間の食事は塩分が多すぎることと、犬猫にとっては蛋白質の摂取が重要であって炭水化物の摂取はエネルギー源にはなりえないという知識が広まったため、ペットに与えることは好ましくないという常識の普及も、減少の一因となっている。

なお、ネギ類には犬猫の赤血球を破壊する物質(硫黄化合物)が含まれているため、時に重度の貧血をもたらし、場合によっては死に至ることもある。このためネギそのもの、もしくはネギ類の抽出物を含むような食品を与えてはならない。特に玉ねぎは要注意である。(タマネギ中毒)

ねこまんまラーメン [編集]
福岡市周辺に展開しているラーメンチェーン店の金龍では、かつて豚骨ラーメンの中に鰹節と米飯を入れた「ねこまんまラーメン」を販売していた。現在は一部店舗で復活しており、販売を再開している。 また、店舗にてラーメンとライスを注文し、ライスをラーメンに入れたり、インスタントラーメンなどについても同様にして食する嗜好も存在している。

芸人 [編集]
かつて、北野武率いる、たけし軍団にねこまんまという芸人がいた。なべやかんとコンビを組み、漫才等を行っていたが、鳴かず飛ばずの状態が続き2002年に、芸能界引退。現在は、実家である群馬県伊香保温泉の旅館を継いでいる。

出版物 [編集]
日本出版社からにっぽん話題スクープの増刊号として発行されている、ネコの写真を扱った雑誌。隔月刊であり、発売日は偶数月の16日。


泰文堂からおとなのねこまんまが、2009年1月22日に発売。 [激ウマ][激安][激早]のご飯が、136品収納されている本である。 本体価格は、¥1000+税である。(基本的に約1050円である。

コンピューターソフト [編集]
コンピューターソフト「ねこまんま」はPCの起動しているアプリケーションのRAMを監視、変更する開発支援ツール。RAM変更という性質上、故意に悪用した場合予期しない動作、または違法行為になる可能性がある。

2009年05月30日

春日局

春日局(かすが の つぼね、天正7年(1579年) - 寛永20年9月14日(1643年10月26日)は、安土桃山時代から江戸時代前期の女性で、江戸幕府3代将軍・徳川家光の乳母。「春日局」とは朝廷から賜った称号で、本名は斎藤 福(さいとう ふく)。 父は美濃の名族斎藤氏(美濃守護代)の一族で明智光秀の重臣であり甥(実際には従弟)とも言われる齋藤利三で、母は稲葉一鉄の娘・稲葉あん。稲葉正成の妻で、稲葉正勝、稲葉正吉、稲葉正利は実子。養子に堀田正俊。江戸城大奥の礎を築いた人物。松平信綱、柳生宗矩とともに家光を支えた「鼎の脚」の一人に数えられた。

実家の斎藤家は美濃国の守護代を代々務めた武家の名門だった。春日局は、その当時父の所領のあった丹波国(現・兵庫県および京都府)の黒井城下館(興禅寺)で生まれる。丹波国は明智光秀の所領であり斎藤利三は家臣として丹波国内に光秀から領地を与えられていた。

その後父・斎藤利三は主君の光秀に従い、ともに本能寺の変で織田信長を討つが、羽柴秀吉に山崎の合戦で敗戦し帰城後に坂本城下の近江堅田で捕らえられて処刑され、他の兄弟は落ち武者となって各地を流浪していたと考えられている。
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福は女であることから追われることはなく、母方の親戚に当たる[1]三条西公国に養育された。これによって、公家の素養である書道・歌道・香道等の教養を身につけることができた。その後、伯父稲葉重通の養女となり、稲葉一鉄の縁者で小早川秀秋の家臣である稲葉正成の後妻となる。稲葉正成は、関ヶ原の戦いにおいて、主君・秀秋を説得して小早川軍を東軍に寝返らせ、徳川家を勝利に導いた功労者である。のちに、将軍家の乳母となるために夫の正成と離婚する形をとり、慶長9年(1604年)に2代将軍徳川秀忠の嫡子・竹千代(家光)の乳母に正式に任命される。選考にあたり、福の家柄および公家の教養と、夫正成の戦功が評価されたといわれている。

家光死後の貞享3年(1686年)に成立した『春日局略譜』によれば、秀忠夫妻が竹千代の実弟・国松(松平忠長)を溺愛している様子を憂慮し、自害しようとした家光を諌め、元和元年、駿府にいた大御所の徳川家康に竹千代の世継を確定させるように直訴したとされる。この直訴はその時は失敗し、後に家康が江戸城を訪れたときにその江与の溺愛ぶりを見て考え直した、という説もある。

一方でまた、御年寄りに任ぜられて、奥向きの公務を取り仕切るようになり、将軍の権威を背景に老中をも上回る実質的な権力を握る。寛永6年(1629年)には、家光の疱瘡治癒祈願のため伊勢神宮に参拝し、そのまま10月には上洛して御所への昇殿を図る。しかし武家である齋藤家の娘の身分のままでは御所に昇殿するための資格を欠くため、血族であり(春日局は三条西公条の玄孫になる)、また育ての親でもある三条西公国の養女になろうとしたが、既に他界していたため、やむをえずその息子三条西実条と猷妹の縁組をし、公卿三条西家の娘として参内する資格を得、後水尾天皇や中宮和子に拝謁、また従三位の位と「春日局」の称号[2]、および天杯をも賜る。後に官位は従二位にまで昇叙した。

お江与の死後は家光の側室探しに尽力し、伊勢慶光院の院主であったお万の方や、お楽の方、お夏の方などの女性たちを次々と奥入りさせた。

寛永20年(1643年)9月に死去、享年64。

辞世の句は「西に入る 月を誘い 法をへて 今日ぞ火宅を逃れけるかな」

法号:麟祥院殿仁淵了義尼大姉
墓所
麟祥院(東京都文京区)
紹太寺(神奈川県小田原市)
肖像画:狩野探幽筆の肖像画が、麟祥院に所蔵されている。

2009年04月26日

三節度使を兼任した安禄山

三節度使を兼任した安禄山の総兵力は約十八万、一方首都長安を防衛する左右羽林軍は六万足らずと安禄山の兵力は圧倒的なものとなっていた。安禄山は楊国忠と玄宗の寵愛を争うが、この争いは常に玄宗の傍に居る楊国忠が有利であり、安禄山は自らの地位を失う恐怖から755年、ついに乱を起こした。(安史の乱)

玄宗は蜀に逃亡、皇太子の亨が朔方節度使を頼り、粛宗となる。その後、反乱軍側の内部分裂と顔真卿・顔杲卿たちに代表される勤皇軍の奮戦・ウイグルの援兵などがあり、唐は763年に何とか乱を収める。しかし唐が乱の勢力を根絶したわけではなく、安史軍の根拠地であった河北には安史軍から投降してきた魏博(天雄軍)の田承嗣・幽州(廬龍軍)の李懐仙・恒冀(成徳軍)の李宝臣などの武将をそのまま節度使として任命していた。

更に乱の途中からそれまで置いていなかった内地にも次々に藩鎮が設置され、藩鎮の総数は50を超え、首都長安・副都洛陽の周辺部を除いた全ての地域が藩鎮の支配下に置かれるようになるのである。軍権と民政権とを兼ね備えた藩鎮の勢力は強大であり、藩鎮は多く自立傾向を持った。特に旧安史軍の三将はその傾向が強く、これを河朔三鎮と呼んでいる。

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これら藩鎮は軍職たる節度使(ないし団練使・防禦使・経略使)と行政職たる観察使とを兼任し、事実上中央の命に拠らず藩を領有した。その長たる藩師が死去した場合、その子や配下の有力者がこれを継承し、実力をもって朝廷にこれを認めさせることがほとんどであった。

唐が滅亡した後も唐の正朔を奉じ続けた淮南節度使に見られるように、唐全体の経済を支える江南地域は比較的朝廷に対して恭順であり、逆に河北は旧安史軍の根拠地であり、唐に対して反抗的で納めるべき税を全く収めず自らの収入として使っていた。これら唐に対して反抗的な藩鎮を反側藩鎮と呼ぶ。

代宗・徳宗期
乱をようやく収めた代宗朝ではあったが、国力を大幅に消耗しており、藩鎮に対して強い態度を取れる状態ではなかった。

代宗を継いだ徳宗は藩鎮抑圧を目標とし、781年に成徳の李宝臣が死去し、その子の李惟岳が世襲を求めてきたがこれを拒否。これに反発した成徳・天雄・平盧・山南東道(陝西東部)の梁祟義が連合して乱を起こす。代宗は禁軍(近衛軍)と廬龍を初めとした他藩鎮軍とを動員して討伐を加え、梁祟義を滅ぼし、李惟岳を捕らえた。

代宗の藩鎮討伐は成功するかに思えたが、大量の兵員動員による軍事費は財政を圧迫し、それを補うために行った増税は民衆の強い反発を買った。また代宗の強硬姿勢を見た他藩鎮は自らの地位を失うことを恐れ、初めは官軍に与していた廬龍軍などが乱側に寝返ってしまった。更に討伐に力を入れる余り、長安周辺の防備は甚だ薄くなった。

この虚を突いて783年に乱が起こり、元幽州節度使の朱沘を擁立して長安を占拠した。狼狽した代宗は奉天(長安の西。瀋陽のことではない)に逃れる。

代宗は事態を収拾するために乱側の藩鎮の地位を保全して罪を赦し、疲弊した藩鎮側もこれを受け入れる。これを受け入れない廬龍・淮西そして長安を占拠した朱沘らも786年までに何とか滅ぼすことに成功する。

しかし淮西の李希烈を殺した功績で淮西節度使となっていた陳仙奇を倒した呉少誠が再び799年に乱を起こし、一年余りの戦いの末に罪一切不問とすることでこれを収めた。長い戦いにより多くの兵士と金銭が失われたが、結局藩鎮抑制の目標を達成したとは言いがたい。

2009年04月10日

ソロ・アーティストとして3度来日

ポール・マッカートニーは、ビートルズ解散後にソロ・アーティストとして3度来日し、ツアーを行っている。だが、ウイングスとして活動していた1970年代に彼の来日公演が実現することはなかった。もともとウイングスは1975年に初の来日公演を行うはずだった。しかし来日直前になって法務省がマッカートニー夫妻の薬物犯罪歴でビザが取り消され、公演は中止となる。それから5年後の1980年に彼は再度ウイングスとして来日したものの、またも大麻不法所持の容疑で逮捕され、ツアーは中止された。この事件はスネークマンショーによりパロディにされるなど、日本の音楽界に大きな影響を与え、彼自身は「フローズン・ジャパニーズ」という日本を皮肉る曲を作った。

1980年の事件後にマッカートニーは入国管理局のブラック・リストに登録され、これにより日本には永久に入国できないことになっていた。しかし、彼の世界的な文化貢献の認知度などにより、日本入国の特別許可が認められることとなった。日本での事件から10年後の1990年3月、彼はビートルズ時代以来24年ぶりの来日公演を果たした。日本でのツアーで、彼は東京ドームで6公演を行った。

1993年11月にはワールド・ツアーの一環として再び来日し、東京ドームで3公演、福岡ドームで2公演を行った。

2002年11月、9年ぶりとなる来日公演を行い、東京ドーム3公演、大阪ドーム2公演を行った。

公演日程 [編集]
Get Back Tour In Japan 1990年3月3日、5日、7日、9日、11日、13日 東京ドーム
尚、この公演は当初、3月2日、3日、5日、6日、8日、9日、11日の計7公演が予定されていたが、2月初旬に行ったアメリカツアーで体調不良となり、公演直前に「公演日の日程を、1日置きにして欲しい。」と要求し、急遽7公演より6公演に変更した。なお、3月8日公演に延期公演は設定されず、また他の6公演も全席完売となっていた為他の公演日に振り返ることも出来ず、結局中止となりチケットの払い戻しを行った。また、3月9日の公演は「東京へ来られないファンへ、映像でコンサートを楽しんで欲しい」との趣旨で、「クローズド・サーキット」(実際のコンサートを、各地方都市の会場に衛星生中継を行い、映像にて楽しんでもらう企画)を行った。
THE NEW WORLD TOUR 1993年11月11日、14日、15日 東京ドーム、11月18日、19日 福岡ドーム
driving japan tour 2002年11月11日、13日、14日 東京ドーム、11月17日、18日 大阪ドーム

ディスコグラフィ [編集]

オリジナルアルバム [編集]
※ウイングス名義のアルバムについてはこちらを参照 (チャート;英:ミュージックウィーク/米:ビルボード)

マッカートニー - McCartney(1970年)(英2/米3週1)
ラム - RAM(1971年)(厳密には「ポール&リンダ」名義)(英2週1/米2)
マッカートニーII - McCartney II(1980年)(英2週1/米3)
タッグ・オブ・ウォー - Tug Of War(1982年)(英2週1/米3週1)
パイプス・オブ・ピース - Pipes Of Peace(1983年)(英4/米15)
ヤァ!ブロード・ストリート - Give My Regard To Broad Street(1984)(英1週1/米21)
プレス・トゥ・プレイ - Press To Play(1986年)(英8/米30)
バック・イン・ザ・USSR - Снова в CCCP - the russian album -(1988年-旧ソ連/1991年-英63/米109)
フラワーズ・イン・ザ・ダート - Flowers In The Dirt(1989年)(英1週1/米21)
オフ・ザ・グラウンド - Off The Ground(1993年)(英5/米17)
フレイミング・パイ - Flaming Pie(1997年)(英1/米2)
ラン・デヴィル・ラン - Run Devil Run(1999年)(英12/米27)
ドライヴィング・レイン - Driving Rain(2001年)(英46/米26)
ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード - Chaos And Creation In The Back Yard(2005年)(英10/米6)
追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル - Memory Almost Full(2007年)(英5/米3)

ライヴ盤および編集盤 [編集]
オール・ザ・ベスト - All The Best !(1987年)(英2/米62)
ポール・マッカートニー・ライブ!! - Tripping The Live Fantastic(1990年)(CD2枚組)(英17/米26)
ポール・マッカートニー・ライブ・ハイライツ!! - Trlpping The Live Fantastic-Highlights! (1990)(上記アルバムのダイジェスト版で1枚もの。アルバム未収録曲"All My Trials"収録)(英-/米141)英ではチャート・インしなかった。
公式海賊盤 - Unplugged-The Official Bootleg(1991年)(英7/米14)
ポール・イズ・ライブ - Paul Is Live(1993年)(英34/米78)
夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜 - Wingspan: Hits and History(2001年)(英5/米2)
バック・イン・ザ・U.S. -ライブ2002 - Back In The U.S.(2002年)(2枚組)(米8)
バック・イン・ザ・ワールド - Back In The World(2003年)(2枚組。上記作とは一部曲目の入替・追加有)(英5)

ザ・ファイアーマン(The Fireman)名義 [編集]
※ザ・ファイアーマンは、ポール・マッカートニーとユース(キリング・ジョーク、オーブ)による、プロジェクト。 結成当初は、覆面ユニットのインストゥルメンタル・アンビエント・ミュージックのプロジェクトであったが、3作目エレクトリック・アーギュメンツでは、ポール自らがボーカルと作詞作曲を務め、ロック色の強いバンドに生まれ変わっている。 また、前2作は、EMIからのリリースであったが、3作目では、世界各国のインディペンデント・レーベルと契約。日本では、Traffic Inc.からのリリースとなっている。(イギリスはONE LITTLE INDIAN、アメリカはATO RECORDSからのリリース)

ストリベリー・オーシャンズ・シップス・フォレスト - Strawberries Oceans Ships Forest(1993年 廃盤)
ラッシズ - Rushes(1998年)
エレクトリック・アーギュメンツ - Electric Arguments(2008年)

クラシック作品 [編集]
リヴァプール・オラトリオ -Liverpool Oratorio(1991年)
スタンディング・ストーン -Standing Stone(1997年)
ワーキング・クラシカル -Working Classical(1999年)
エッチェ・コール・メウム-Ecce Cor Meum(2006年)

その他 [編集]
スリリントン -Thrillington(1977年)
(RAM のインスト・バージョンともいうべき作品)

リヴァプール・サウンド・コラージュ -Liverpool Sound Collage(2000年)
Twin Freaks(ザ・フリーランス・ヘルレイザーと組んだリミックス・プロジェクト)

Twin Freaks(2005年) (LP、およびダウンロード販売のみのリリース)
ベース [編集]
カール・ヘフナー・500-1(Karl Höfner 500-1)(1本目 1961年製)
最初に入手した左利き用500-1。デビュー前よりキャバーン・クラブなどで使用していたため、通称キャバーンベースとして知られる。ヘッドのロゴが縦書きになっているタイプ。リア・ピックアップがフロント・ピックアップのすぐ隣についており、二つのピックアップの間隔が狭いことが2本目との最大の違いである。それまでビートルズのベーシストだったスチュアート・サトクリフが脱退しポールがベーシストに転向するにあたり、ハンブルクの楽器店で購入。ヘフナーを選んだ理由としてフェンダーベースより格段に安価であったこと、左利き用のベースがこのヘフナーしかなかったこと、シェイプが左右対称で左利きのポールが持っても違和感がなかったこと、ボディシェイプが「ビートルズ」の由来であるカブトムシ(Beetle)に似ていることなどが挙げられている。またショートスケールで弾きやすい上に、ベースとしては非常に軽く、肩がこらないため気に入っていると言われている。1963年に2本目のカール・ヘフナーを購入後は、コンサート時にスペアとしてバックステージに待機させていた。1965年頃には赤みの強いサンバーストの再塗装を施し、破損していたピックアップのエスカッションを作り直す。1968年にはシングル「レボリューション」のレコーディングで久しぶりに使用し、同曲のプロモーションビデオでも使用。さらに1969年の「ゲット・バック・セッション」でも使用していた。「ゲット・バック・セッション」終了後に盗難にあったと言われており、現在ポールはこのベースを所有していない。
カール・ヘフナー・500-1(Karl Höfner 500-1)(2本目 1962年仕様の1963年製)
2本目に入手した左利き用500-1。1963年10月頃入手。ヘッドのロゴが横書きの筆記体になっているタイプ。二つのピックアップの間隔は1本目より広めになっている。ポールのトレードマークとして有名になったのはこの2本目である。1964年まではレコーディング・ステージ双方においてポールのメインベースとして使用された。1965年にリッケンバッカー4001Sを手に入れてからはレコーディングに使用される頻度が減ったが、ステージに於いては1966年にコンサート活動を停止するまでメインベースとして使用された。1966年8月のビートルズ最後のアメリカツアーではジョージのエピフォン・カジノとともにピックガードが取り外された(ポールによるとその後ピックガードは紛失した)。1967年、シングル「ペニー・レイン」のプロモーションフィルムに登場して以降はレコーディングに使用されることもなく表舞台にも一切出なかったが、1969年の「ゲット・バック・セッション」で1本目とともにメインベースとして再登場し、アップル屋上でのライブでも使用された。ビートルズ解散後およびウイングス結成後は、レコーディング・ステージともにリッケンバッカー4001Sをメインにしていたため表舞台に出ることはなかった。1974年頃のウイングスのリハーサル風景を撮影した写真の中でアンプに立てかけてあったり、ギタリストのジミー・マッカロックが逆さにして弾いているショットが残されているが、ウイングス時代を通してレコーディングに使用されたことは一度もないと思われる。
1980年、ソロ名義で発売されたヒットシングル「カミング・アップ」のプロモーションビデオの中でポールがビートルズ時代の自身に扮し、このヘフナーを抱えて登場。続いて1982年の「テイク・イット・アウェイ」のプロモーションビデオでもこのヘフナーを演奏したが、レコーディングには使用されていないと思われる。
1989年、アルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」レコーディングセッションにおいて、共作者のエルヴィス・コステロの勧めで再びヘフナー使用を決意。この際に本格的なリペアを施し、「マイ・ブレイブ・フェイス」「ディス・ワン」などの主要曲のレコーディングに使用。続いておこなわれたワールドツアーでは、1969年のアップル屋上ライブ以来20年ぶりにライブ演奏に使用し、ビートルズ時代のヒット曲も多数演奏した。1993年の2度目のワールドツアーからはメインベースとして、ウイングス時代の曲もヘフナーで演奏するようになり、以降コンサート・レコーディング双方に於いて再びメインベースとして使用され続けている。
なお、1993年の2度目のワールドツアーまで、ボディーサイドに1966年のビートルズ最後のコンサートツアーのセットリストが貼ってあったが、現在は剥がされている。この他にも、最近のポールのツアーでは新しいヘフナー(ピックガード付き)がスペアとして常備されているが、実際にポールが使用している写真などは確認されていない。また近年、1964年頃にカール・ヘフナー社からポールに贈られたと言われるゴールド・パーツ付きのヘフナーがオークションに出品され高額で競り落とされたが、ポール自身はこのヘフナーを「所有したことがない」と明言。実際にポールに贈られたことは事実のようであるが、このヘフナーを手にしている写真などが一切存在せず、また本人はまったく覚えていないらしい。本人が使用することなく他人に譲ったのか、ポール自身の手に渡る前に第三者の手に渡ったのかなど真相は一切明らかになっていない。
リッケンバッカー4001S(Rickenbacker 4001S)(1964年製)
リッケンバッカー社より贈呈された左利き用ベース。(当時イギリスではリッケンバッカーは独自のモデルを展開しておりドット・ポジションマーク、ノンバウンドボディの形状であるこのベースは#1999と呼ばれていた。通常の4001はバウンドボディにトライアングル・ポジションマークであったがクリス・スクワイア、ジョン・エントウィッスル、ピート・クウェイフといった有名ベーシストがこぞって#1999を使用していたことから4001Sとしてアメリカでも販売されることとなったもの。)トラスロッドカバーは通常の右利き用タイプなので肩に吊すと、先が上あがりになっている(通常は下さがり)。同社製ホースシュー・ピックアップが取り付けられ、ブリッジユニットはミュートが出来るようになっている。500-1と比べ硬く引き締まったサウンドが特徴。1965年の「ラバー・ソウル」レコーディングセッションからは、レコーディングにおいてのみメインベースとして使用されはじめ、1966年にはコンサートに於いてもスペアとしてバックステージに待機。1966年6月の来日公演にも持ってきていた。当初はファイア・グローと呼ばれる赤をぼかした色であったが、1967年にはジョンのギブソン・J-160E、ジョージのフェンダー・ストラトキャスターとともにサイケデリックな塗装が施され、1969年の「ゲット・バック・セッション」中に塗装を剥がされ、木の地肌を露出したナチュラル仕上げを施される。ビートルズ解散後、1971年にはボディーシェイプが削られ、全体がより丸みを帯びた姿になった。その直後に結成されたウイングス時代を通して、カール・ヘフナーに代わるポールのメインベースとして有名になった。1974年には、ビートルズ時代の1965年に損傷して一部が欠けていたピックガードを新品に交換し、ピッキングの邪魔になっていたリアのホースシュー・ピックアップをハイゲイン・タイプに交換している。
ウイングス解散以降もレコーディングやプロモーションビデオで使用され、1984年の映画「ヤァ!ブロードストリート」にも登場したが、1989年のアルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」レコーディングセッション以降はほとんど使用されていない。ただし、2002年からのワールド・ツアーではサブとしてスタンバイされており、同年の日本公演にも1966年同様持ち込まれていた。なお、現在の写真を見るとリアピックアップが再びホースシュー・タイプに交換されているようである。

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2009年03月26日

ブラック戒律を持って天魔界を治める悪魔ヘッド

スーパーデビル(青野武)
ブラック戒律を持って天魔界を治める悪魔ヘッド。第一次聖魔大戦敗北により始祖ジュラを失い、天魔界の悪魔達が強力なリーダーの登場を願うことによって全悪魔の祖、ダークマターにより魔性暗黒ゾーンから誕生した。天魔界の阿修羅の異名を取り、頭が切れ統率力があり、実質上天魔界の首領的存在。ひょうきんな性格でどこか抜けた所があり、たまにオカマ言葉を使う。自身が前線に赴き戦う事はほとんどなく、知略をもって相手を陥れる事を得意とする。また、下心テクター事件の時のように自ら天聖界に赴いた場合は、偽天使に変装して天使達の目を欺くこともできる。
台頭してくるワンダーマリアや魔スターPと対立を深め、彼らの粛清を企んだが粛清に失敗した上に、彼(彼女)らの恨みも買ってしまったことから、最後はワンダーマリアにより刺殺されてしまう。
多大な魔力を集めることのできる重魔棒(ヘビーデビルスティック)を持つ。
キャラデザイン、イメージはデーモン小暮閣下を一部参考としている。
原作シールでは第3弾ヘッドシールとして登場。
サタンマリア→サタンマリア(六聖球パワーアップ)→ワンダーマリア(江森浩子)
幾度となくロココ達と戦った悪魔ヘッド。初期ではスーパーデビルの部下的存在だったが
老天使から強奪した豊、光、動、夢、遊、霊の六聖球のパワーアップにより立場が対等になった。
また、故郷の悪球エリアにて魔狂期に入った魔胎伝ノアによってワンダーマリアへとパワーアップした。
戦いにおいては手を抜かず、部下にも厳しい容赦の無い性格で、アリババ神帝や王女ヘラを魔洗礼で悪魔に変えて手駒にしたこともあった。戦いの中いつしかロココと惹かれあうようになり、最後にはロココとともに聖魔和合を果たす。
原作シールでは第5弾ヘッドシールとして登場。
始祖ジュラ(徳丸完)
大昔、表層界(天聖界と天魔界ができる前の世界)をシャーマンカーンとともに治めていた悪魔ヘッド。しかし、自らが天使・悪魔・お守りの支配者になりたいという野心を抱き、悪魔を率い表層界を分裂させる。
その野望を果たすため、聖神ナディアが生み出した赤ん坊の一人(ブラックゼウス)を体内に取り込んだ。
第一次聖魔大戦でスーパーゼウスに敗れて以来、逆さピラミッドに封じられていた。
後に復活し天使たちを苦しめたが、復活6天使の聖卵を体に打ち込まれ、消滅した。
原作シールでは第6弾ヘッドシールとして登場。
ブラックゼウス(大竹宏)
超聖神と聖神ナディアの間に生まれた「影の次神子」。スーパーゼウスとは双子の兄弟に当たる。しかし、長い間始祖ジュラの体内に取り込まれていた影響で完全に悪に染まってしまう。
始祖ジュラが倒された後、その体内から復活し、悪魔の超ヘッドとして天聖界を荒らしまくった。
最終的に天使軍が完成させた聖ボット・ヘラクライストと戦いやぶれる。
原作シールでは始祖ジュラ同様第6弾ヘッドシールとして登場。
魔肖ネロ→ネロ魔身→デカネロン(屋良有作)
天魔界が幻・暗・重・底・邪・迷の6魔極のエネルギーを注入してつくりだした史上最強の魔偶王。どんな攻撃も効かず、さらに攻撃されたエネルギーを逆に吸い取って自らの力の源に変えることができる。「魔性般若パワー」で天聖界を破壊しつくし、一時は天使軍を恐怖のどん底に陥れた。しかし自らの強大な力を過信し、スーパーゼウスの罠にはまってしまう。その際にネロ魔身に戻ってしまい自滅。後に次動ネブラ決戦において魔偶妃デカネロンとして復活したが、以前ほどの活躍はできなかった。名の由来はローマ帝国第五代皇帝、暴君ネロより。
原作シールでは第8弾ヘッドシールとして登場。
魔胎伝ノア(ノアフォーム)(増山江威子)
悪魔ヘッド。マリアの母。悪魔をパワーアップさせることができる魔狂期により魔胎伝ノアとしてサタンマリアをワンダーマリアへとパワーアップさせた。普段はノアフォームという姿だが、魔狂期時に比べて力が劣る。名の由来はマタイ伝とその話の中に出てくるノアの箱舟から。
原作シールでは第10弾ヘッドシールとして登場。
魔スターP(玄田哲章→沢木郁也)
源層界に住んでいたゴードン神。横暴が過ぎ、聖神ナディアによって姿を変えられ氷の監獄に閉じ込められていた。ワンダーマリアに一時協力する形で解放されてからは、次界道に螺エリアを作り上げヘッドロココたちの進路を妨害をしつつ、元の姿に戻るすべを探していたが、野聖エルサMによって捕らえられ、聖神ナディアの下へ送られた。
原作シールでは第12弾ヘッドシールとして登場。
ダークへラ(王女ヘラ)(鷹森淑乃)
次動ネブラの王女。ワンダーマリアの魔洗礼を受けて強力な悪魔ヘッドであるダークヘラへと変貌してしまう。
アニメ本編ではヤマト爆神と死闘を繰り広げ、最後には洗脳が解けた後自我を取り戻し、自力で次動ネブラを取り戻した(シール原作では洗脳が解けたとたん頭のバッドガードタスクが作動し、死んでしまうという暗い結末になっている)。
原作シールでは第13弾ヘッドシールとして登場。
魔魂プタゴラトン(戸谷公次)
悪魔ヘッド。ワンダーマリアの忠実な部下。次動ネブラに悪魔軍の駐留地として魔幻型(まげんモデル)を作り上げた。また、魔魂を注入することでヤマト爆神を悪魔化しようと企む。名の由来はプラトンとピタゴラスを混ぜ合わせたもの、もしくはプロタゴラスからの説がある。
原作シールでは第14弾ヘッドシールとして登場。
魔統ゴモランジェロ(幹本雄之)
次界第二エリア「智道」(ウィズダムベルト)を治める悪魔ヘッド。部下とともにヤマト爆神抜きの神帝隊と対峙する。名の由来はミケランジェロとゴモラから。
原作シールでは第15弾ヘッドシールとして登場。
ダビデブ(郷里大輔)
スーパーデビルの腹心。スーパーデビルの命を受けて、次界・聖フラダイスの裏側に、新たな悪魔帝国・逆エンパイヤーを建造しようとしていた。語尾に「?ごわす」と付けた喋り方をする。
原作シールでは第16弾ヘッドシールとして登場。
魔君ポセイドス(掛川裕彦)
ダビデブに従う悪魔ヘッド。逆エンパイアーに近づくアンドロココを迎え撃つが、天蓋瀑布に飲み込まれ消息を絶つ。語尾に「?どす」と付ける喋り方をする。
原作シールでは第17弾ヘッドシールとして登場。
鬼ガシ魔(郷里大輔)
アニメで最初に登場した悪魔。十字架天使にちょっかいを出して、ヤマト王子と天子男ジャックに倒された。
原作シールでは第1弾悪魔シールとして登場。
騒音騒乱悪魔応援団
ニャンニャンチアガールズと同様、悪魔がピンチになると突如現れる応援団。TON魔、邪魔キング、どらQ魔、9魔兵、魔重低音の五名で構成されている。

アールグ モントリ 健やか バリン 九重 スクレイピ ゲゼルシ マスター スキップ プール パッセ ジュエリー 螢火 スマイリー スイカズラ うごう ジャズマ クロッカス ほうてき あまつき ナチュラル シリコン シフト トート フコイ クリアム いたやなぎ テタニー シリンジ ゼロベ チェック ワット ハリス ザッテル レート ブッダガ プラザ ちょう ハーモ せみね チャット オカルテ タンパー ヒューストン ナルシ ドリアン トップ ストーリ イズド ジェンヌ

2009年03月10日

リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園は、ペルーのサン・マルティン県にある国立公園であり、1990年にユネスコの世界遺産(世界複合遺産)に登録された。公園内には非常に数多くの動植物が生息していると同時に、30以上のアメリカ先住民の遺跡が存在している。1986年以降は、生態系と遺跡の両面の脆弱性に配慮して、観光客には開放されていない。

この国立公園は、マラニョン川(Marañón)とワジャガ川(Huallaga)に挟まれたサン・マルティン地方に位置し、およそアビセオ川流域の70 % をカバーする形で 2,745.2 km? の面積を持っている。海抜標高は 350 m から 4200 m である。

公園内は少なくとも7つの気候帯に分かれ、年平均降水量は場所によって約 500 mm から約 2000 mm である。
ぺぱーみ メンメン ソング バンブ チミン シーザー キックサニ カエデ キンロバイ ナンバー マリンバ ディー ハードコア トース ジョーク タンブラ ナイアガ ラック セリン ブラック セルラ オルガ マスト ピタヤ ビンテー センシ ワサビ えんおう キセル ニューマ ふきのとう ブルーマ シェイ プランター 暮し百科 ザック エンド マート ニューロン ダーシズン 雪しぐれ ガボン ぴってろ ミケー デソ プデ レーナー レット ピーコック トレーサ

植生は山地性森林(montane forest)、山地性多雨林(montane rainforest)、熱帯高山性森林、高地アンデスの草原帯、乾燥した森林帯などを含んでいるが、公園内のほとんどを構成しているのは高高度の多雨林の一種である山地性雲霧林(montane cloud forest)であり、これは低木や地衣類などで構成されている。この生態系はおよそ標高2300 m 以上の場所に見られる。恒常的に高湿度で、1年を通して降雨に恵まれているが、標高の高い場所ではとりわけそうである。土壌は酸性である。

公園内の高地では980種の植物が記録されており、そのうち13種が固有種である。公園全体では5000種類の植物が生息している。

野生動物
かつて絶滅したと思われていたヘンディーウーリーモンキー (Oreonax flavicauda)がこの公園内に生息していることが確認されており、この地方の固有種であるようである。この地方が1983年に国立公園になり、1990年に世界遺産に登録された大きな理由の一つは、このサルの絶滅が危惧されていることによる。

この公園で見られる他の動物には以下のものがいる。

アンデスシャクケイ, Penelope montagnii(ホウカンチョウ科)
Venezuelan Red Howler, Alouatta seniculus
White-fronted Spider Monkey, Ateles belzebuth (絶滅危惧種)
ジャガー, Panthera onca
トキイロコンドル, Sarcoramphus papa
Three-striped Night Monkey, Aotus trivirgatus
Peruvian Guemal, Hippocamelus antisensis (絶滅危惧種)
Mountain paca, Agouti tazcanowskii (絶滅危惧種)
Southern Pochard, Netta erythrophthalma
メガネグマ, Tremarctos ornatus (絶滅危惧種)
ヒメコンドル, Cathartes aura
White-fronted Capuchin, Cebus albifrons cuscinus
キビタイボウシインコ, Amazona ochrocephala
Phacellodomus berlepschi(カマドドリ科の一種) (絶滅危惧種)
Yellow-browed Toucanet (絶滅危惧種)

遺跡
リオ・アビセオ国立公園内に残る遺跡のうち、最大でかつ最も良く知られているものはチャチャポヤス文化(Chachapoyas)の遺跡であるグラン・パハテン(Gran Pajáten)である。この遺跡はサン・マルティン地方の境界線に近い丘の頂上にある。そのそばには、一連の断崖の石墓群であるロス・ピンチュドス遺跡(Los Pinchudos)がある。

リオ・アビセオでの考古学的な調査のほとんどは、コロラド大学の主導で行われている。

2009年02月22日

ヒュムノス語

ヒュムノス語(ヒュムノスご)とはバンプレスト・ガスト原作のコンピュータゲーム『アルトネリコ』(プレイステーション2用ソフト『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』及び続編『アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩』、漫画『Ar tonelico -arpeggio-』『Ar tonelico II』)に登場する架空の言語である。 また、現実社会において単にヒュムノスと称する場合はヒュムノス語そのものでは無くヒュムノス語で綴られた楽曲を指す場合もある。
カニュ デルタ アルベド プロシ ドハウツー ドワイン ドッグカ プレート セレフ ちくせい ファック ろっか クロス ティア パズル データ バビロン ジョドパー ニヒリ ドライ スパーク イカット パプア セコイア 道のかなた あみん ロポリス ラバード トニク ヘリオト ドリーム ナビタフ フリクシ 星屑 イメチ 栗マロン テネシー マクラ トランサー ドルーズ ロボット ルーティン 美しい コロラド デイジー すうせい スパコン キンカン ぴーたん れんが

作中では想音言語、感情言語とも呼ばれるが、通常は単に「ヒュムノス」と呼ばれることが多い。しかし、ヒュムノスとはアルトネリコの世界では「詩」という意味も持つので、両者の違いが紛らわしい時には用いない。 日常生活では別の言語が使用されており、ヒュムノス語は一般人からは古代語と認識されているため、レーヴァテイル以外が使用することは稀である。ただし、一部の用途として使用されている。 使用用途としては詩魔法の呪文、隔壁操作、塔の管理などである。

以下の内容はゲームの世界における理論、物理法則、歴史などを含む文章で構成されている。

紀元前
ある特定の言葉を発すると、特異な効果が得られることが人々に知られ始める 
A.D.348年
現在確認できる最古のヒュムノス語 "chs"「?になる」が誕生する。
A.D.421年
最古のヒュムノス語文章 "Was yea ra chs hymmnos mea."「私は謳になる。至高の喜びを噛みしめながら」が確認されている。
A.D.440年
月奏という言葉の載っている最古の記述。
A.D.1883年
実証主義社会が形成され始め、月奏は衰退。
A.D.1919年
宗主国メタ・ファルスが音の力を国家の力とするため、世界中の月奏を集める。古メタファルス律の原型が誕生。
A.D.2912年
全ての始まりとなる年。後に「音科学の父」と呼ばれる月奏によって、唱石の力が発見される。
A.D.2940年
レーヴァテイル計画が発足する。
A.D.2973年
唱石の力と共にヒュムノスに注目が集まり、本格的な研究がはじまる。
A.D.2982年
アルトネリコ運用開始。ただし、この頃の塔は巨大なヒュムノスのデータベースに過ぎなかった。
A.D.3001年
ωスペクトラム(※1)が発見され、ヒュムノスを計算で分析できるようになる。これにより、ヒュムノスは急激に発展した。
A.D.3018年
エル・エレミアの塔管理局により中央正純律とヒュムノス文字が策定される。
A.D.3031年
最初のレーヴァテイル・オリジン、エオリア(シュレリア)が誕生。
A.D.3040年
グラスノインフェリア発生。人間のヒュムノスに関する知識・技術はほとんど失われる。
A.D.3770年
現在。ヒュムノス語はもはや古代語となり、一般人は塔の存在理由すら知らない。
※ A.D.とは、アルトネリコの世界での年号。「神々しい音の時代」をあらわす "Amme Dius" の略。この世界の紀元は音が力として認識された年である。
※1 ωスペクトラムとは、詩の一瞬間から全ての想いを汲み取る、四次元的展開法。人間がある詩を思い出すとき、脳内では一瞬でその詩を把握できる。そのことを応用した方法である。この発見により、塔がヒュムノスを紡げるようになった。

派生
律史前月読(りっしぜんつくよみ)
最も古いヒュムノス。正確にはヒュムノスとは言えず、呪いや掛け声のようなもの。
第一期において、わずかながら言葉には力があることが知られていた。人々は、詳しいことは知らなかったが、その言葉の力を認識していたのである。やがて、様々な力を持った言葉を知る、月奏という者達が現れた。そして、文字に分解したときのアルファベットに力があることを知ったのである。すなわち、ヒュムノスの原点は各文字にある。それを発展させて単語単位まで体系化したものがクルトシエール律である。
律史前月読の実例としてはヒュムノミュージカルのスピカ編の『Xa Ziqt wac s』がある。
また、現在(A.D.3770前後)では主に以下の6つの派生がある。

クルトシエール律(I紀前古代語)
すべての原点となるヒュムノス。これ以後のものを正式にヒュムノス語と呼ぶ。
各文字の意味を徐々に理解していった月奏達は、これを組み合わせ単語として用いることでより大きな力をえることができると知った。そして、様々な単語とその組み合わせをつくり、文章として体系化したのがこのクルトシエール律である。これは月奏が自らのために作り出したヒュムノスなので、当然人間も使うことができる。しかし、人間は自然からわずかな力を借りることしかできないのに対し、レーヴァテイルは塔から力を借りることができるので、効果の差は歴然である。
クルトシエール律には膨大な数の単語が存在し、そのほとんどが中央正純律として登録されている。
中央正純律(共通語)
塔を制御するためのヒュムノス。
エル・エレミアが塔の運営のためにこれまでのヒュムノスを規格化したもので、これは、いわばプログラミング言語のようなもので、そのものに力はない。もっとも、元となった単語それぞれとしては力がある。アルトネリコを媒体として始めて効果を発揮することができるのである。故に、アルトネリコとつながることのできる存在、すなわちレーヴァテイルでないとほとんど使用することができない。ただし、クルトシエール律の流れも汲んでいるので、人間が使用しても自然からのごく弱い恩恵は受けることができる。アルトネリコは、当初古今東西あらゆるヒュムノスを登録していたが、その数が膨大になったため、整理する必要がでてきた。こうして、生まれたのがこの中央正純律である。
アルトネリコに登録されているのは、ほとんどがこの中央正純律であり、他の律も一部は登録されているが、現在一般的に使用されているのはこの中央正純律のみである。
アルファ律(オリジンスペル)
レーヴァテイル・オリジンのヒュムノス。彼女たちが管轄する塔や地域でしか通じない。これは他の律とは違い、律史前月読から派生した律ではない。レーヴァテイル・オリジンがプログラムすることで使えるようになるものである。ソル・シエールのアルトネリコの管理者はシュレリア(エオリア)なので、ソル・シエールで使えるアルファ律はエオリア語属のみである。
アルファ律は、オリジンが“Aと言えばBの効果が出力される”といったように塔にプログラムして使う。故に単語一つで効果を発揮することができるので、短く簡単である。ただし、こちらは中央正純律と違い、完全なプログラミングなので、使用出来るのはレーヴァテイルのみである。
古メタファルス律(I紀神聖語)
ソル・シエールから離れた地域、宗主国メタ・ファルスに伝わって変化した律。詳しい経緯は不明だが、非常に長く複雑な文法体系をしている。しかしその分効果は強力である。ソル・シエールのアルトネリコにも一部登録されているため、レーヴァテイルは使用可能であるが、その効果は本来の100%ではない。なお、ミュールが謳う詩は、彼女がメタ・ファルスの伝承に憧れを抱いているため、古メタファルス律で謳われている。
新約パスタリエ(パスタリア成語)
これは、第三期にメタ・ファルスにて初めて創られたヒュムノスで、最初からコンピュータが構文することを前提としており、最大の効果を得ることを目的として造られた。開発者は初代澪の御子。
とても複雑な文法体系をしているので、レーヴァテイルを含め人間が構築できる域を越えている。通常のヒュムノス語構文である「想音+主語+動詞」を一語にまとめた「想音動詞」というものから成っている。他の律とは文法上の共通点は皆無であるため、現実では製作者及び、謳い手以外はまったく理解することはできない。
アルトネリコ2の世界である「メタ・ファルス」において、一部の特殊レーヴァテイルによって謳われる。 
メタ・ファルスには「塔」、「インフェル・ピラ」の二つの詩魔法サーバーが存在する。新約パスタリエはインフェル・ピラを制御するためのヒュムノスであると考えられ、詩は「METHOD系」と呼ばれる。塔に影響するEXEC系とは異なる系統である。インフェル・ピラを制御する資格を持つI.P.D.レーヴァテイルにより謳われ、主として謳い手は澪の御子という、インフェル・ピラから「クイーン」の認定を受けているレーヴァテイル。人間は勿論のこと、一般のレーヴァテイルには(それが焔の御子であったとしても)理解することは出来ない。ちなみに、インフェル・ピラのサーバーには古メタファルス律をはじめとする第一塔に登録されている言語をエミュレートして登録しているため、I.P.D.レーヴァテイルはクラスタ律以外の他の文法も理解することができる。
クラスタ律(クラスタ地方語)
ソル・シエールから離れた地域、ソル・クラスタに伝わって変化した律。方言にあたる言語。
アルトネリコはソル・シエールが作った兵器、建造物であり、ヒュムノスもソル・シエール地域の律が使用されている。これに対し、塔建設当時敵対していたソル・クラスタ地域で開発されたものがこのクラスタ律である。
ゲームの舞台はソル・シエールとメタ・ファルスなので、詳しいことはよくわかっていないが、開発したといわれる第三の塔周辺では今も人間やレーヴァテイルが生活しているとされている。クラスタ律は、中央正純律を超える能力を持たせるため創られたものだが、アルトネリコがあるソル・シエール地域及び、メタ・ファルス地域では使われていない。故に、詳細については不明である。

文字
ヒュムノス文字の意味 文字 意味 文字 意味
A 力 N 無、空
B 世界 O 邪、闇
C 成長、育む P (不明)
D 闇 Q 無知
E 愛 R 生命
F (不明) S 願い
G 破壊、罰 T 己、自分
H 炎、火 U 憎悪
I 聖 V 喜び
J 未知 W 精神、魂
K (不明) X 守護
L (不明) Y 光
M 慈悲 Z 神
ヒュムノス文字と呼ばれる独特の文字を使用している。これはアルファベットのa?z、A?Z、そして数字の0?9に対応している。 前述の歴史の項にもあるように、ヒュムノス文字が作られたのはヒュムノス語の歴史の中でもごく最近のことである。これらの文字は現実における単一換字式暗号にあたるので解読は容易である(ただし単語や発音においては英語や日本語を主に、サンスクリット語、ギリシャ語、イタリア語、ドイツ語など様々な言語をベースにした独特なものなのでアルファベットに変換するのは容易ということ)。

ヒュムノス文字の形は、それぞれの音のエネルギーや指向性を表している。文字の中心を音源とし、その周りの円弧・鉛直水平線・放射線の3種類の要素で構成されている。円弧は『安らぎ』のα波、鉛直水平線は『緊張』のβ波、そして放射線は『刺激』のγ波のエネルギーをそれぞれ表している。

また、律史前月読の時代には文字一つ一つの効果から意味が研究されていき、単語というよりは文字の組み合わせで用いていた。それぞれの文字のスペクトラムに付いて研究が進むにつれ、単語という形で使用されるようになっていった。 ヒュムノス文字の字形は、その時代の各音の意味を反映して作られている。 ちなみに、「アルトネリコ2」で登場する「デュアリスノ結晶」の個々の名称は律史前月読の文字の意味の組み合わせで名づけられている。

文法(中央正純律)
想音
ヒュムノス語には想音(そういん)と呼ばれ、話者の現在の感情を表す文法要素が存在する。 想音には第I想音、第II想音、第III想音の三つの要素から成り、第I想音は「とても」や「少し」などの感情の程度を、第II想音は「怒り」や「喜び」などの感情の種類を表し、第III想音は「逃れたい」や「維持したい」のようにその状況をどうしたいのかを表現する。

たとえば、想音 "Was yea ra"「とても嬉しい。このままで居続けたい」において、"Was" は「かなり?」を表す第I想音、"yea" は「嬉しい」を表す第II想音、"ra" は「維持したい」を表す第III想音である。 このようにヒュムノス語の文章には話者の感情を表現する要素が必要であり、感情言語とも呼ばれるゆえんである。

一人称の基本的な文法
英語の第5文型における主語を想音に置き換えた「想音-V-O-C」が基本の構文である。 ヒュムノスは基本的に呪文であるため、一人称主語は省略されることが多いが、塔の隔壁を開放するときなどには個人認証のため主語が使用される。

たとえば、"Fou paks ra exec hymmnos PAJA."「少しどきどきしながら、ヒュムノス『パージャ』を実行する」において、想音は "Fou paks ra"「少しどきどきしているが逃れたいわけではない」であり、述語動詞が "exec" で「実行する」、O が実行するものを表す "hymmnos"「ヒュムノス」、そして、C がヒュムノスの名前を表す "PAJA"「パージャ」となる。話者が主語であることは明らかなので、「私が」にあたる "mea" は省略されてる。

二人称、三人称の文法
ヒュムノスは基本的に呪文であるため、一人称以外の文は少ない。 二人称、三人称の文章は「想音-V-(rre)-S'-V'-O-C」の構文をとり、想音は話者の感情を、V は話者の行動を示す。 "rre" は主語定義と呼ばれ、次にくる名詞が主語であることを示す。S' があなた、彼、彼女のいずれかである場合、"rre" ではなく専用の単語を用いる。例えば、"yor"「あなた」が主語の場合は "yorr" を使用する。「V'-O-C」は主語が S' であることを除けば一人称の場合と同じ構文である。ヒュムノス語の動詞には語形変化は存在しない。

例文として、"Was yant gagis weel yorr pat crudea et."「私はものすごく悲しい。この状況からすぐに回復したい。私はあなたがその大きな苦しみから解放されることを望む」を考えると、文頭の "Was yant gagis weel" で、話者は「あなた」に対しものすごく悲しい感情にあり、その状況を変えたいと願っていることを表していて、"yorr pat crudea et" で「あなた」が大きな苦しみから解放される、という具体的な状況を表している。

このようにヒュムノス語は二人称、三人称の文章は複雑な構文であるため一般会話には向かず、ソル・シエールにおいても一部用途でしか使用されていない。

想音の保証定義構文
想音の保証定義構文とは、長文において想音を省略するための方法である。 ヒュムノスを謳っている最中に謳い手の感情がそれほど変わらないような場合に、全ての文に同じ想音をつけると文章が長くなる。しかしながら、単に想音を省略するとヒュムノス文として成立せず、塔に認識されなくなるため、保証定義構文を利用して想音を省略する。

"(想音)0x vvi." で確約定義を開始し、"1x AAs ixi." で確約定義を終了する。この2文の間にはさまれた文は、全て括弧内の想音をつけたものと同義になる。

Was yea ra 0x vvi. 【確約定義開始】(とてもうれしい)
hartes ar ciel. (唯一の世界を愛すること)
hartes fandel walasye. (多くの人々を愛すること)
melenas yor. ((大切な)あなたを愛すること)
1x AAs ixi. 【確約定義終了】

これを訳すときは「唯一の世界、多くの人々、そして大切なあなたを愛することができてとてもうれしい。」のように、全ての文に想音をつけた形で訳せばよい。

バイナスフィア
バイナスフィアとは二つの詩を一人で謳う為の方法であり、もともとは月奏がより大きな力を得るために開発された。レーヴァテイルも使用することが可能で、そのときの効果は月奏が使用した場合より大きい。

以下に使用方法を示す
=>【バイナスフィアの文章】EXEC hymme 2x1/0 >> 【組み合わせの式】.
これが使用方法となる。【】内以外は固定された文章(バイナスフィアであることを示す定義、発動ワード)である。
このとき文頭の>は『タブ』、2x1/0は『ジ グ イ オ』、>>は『トラス』と発音する。
また、【組み合わせの式】の0と1は、フリップフロップ変換時のようにそれぞれ『オ』『イ』と発音する。
次に例を用いて説明する。
一つ目の詩を「Abcde fghij klmno」とし、二つ目の詩を」Zyxwv utsrq ponml」とする。
この二つの詩を自由に分解する(このとき、単語内で分解するときは文字列の最後にxを置く)。
こうして「ABCx ZYXWV DE Fx UTSx GHIx J Rx Q PONML KlMNO」というバイナスフィアの文章が出來た。
これを【バイナスフィアの文章】と置き換える。
次に、このバイナスフィアの文章がどのような組み合わせであるかを示す式を作る。
この式では、一つ目の詩を0、二つ目の詩を1と表す。
上のバイナスフィア文章のスペースで区切られている塊ごとに0と1で示せばよい。
すると「01001001110」という組み合わせの式が出来るので、これを【組み合わせの式】と置き換える。
最終的には「=>ABCx ZYXWV DE Fx UTSx GHIx J Rx Q PONML KlMNO EXEC hymme 2x1/0 >>01001001110.」という文章が出来る。
このように多少複雑な文章にはなるが、文章を自由に組み合わせることが出来、詩の効果を二つ分に出来るので、利用価値は大きい。

ヒュムノス語の利用
前述の通り、ヒュムノス語は主に呪文として利用される。ヒュムノス語を利用した呪文フォーマットには、大きく分けてヒュムノスエクストラクト、ヒュムノススペル、そしてヒュムノスワードの3種類がある。

ヒュムノスエクストラクト
ヒュムノスエクストラクトとは、アルトネリコを直接コントロールする詩のことで、通常単に『ヒュムノス』といえばこれの事を指す。 の形式をしている。 世界に及ぼす影響が大きいので、これを用いるには塔の認証が必要である。認証を受けるためにはヒュムネコードが塔のデータベースに登録されてなければいけないので、人間はもちろん大部分の第三世代のレーヴァテイルは扱えない(オリカが使えたのはミュールの遺伝子の一部が酷似していたため、塔がオリカをミュールと認識したのが原因)。

使用する際にはヒュムネクリスタル (HC) という、詩の想いが込められた結晶をダウンロードする。 非常に強力な力を持つため、とても強烈な想いが必要である。ゆえにレーヴァテイルが紡ぐことはめったに無い。 何百年に一度の天才といわれるほどのレーヴァテイルが、一生に一度紡げるかどうかというレベルである(ただし、ミュールは一瞬で を紡ぎだした)。 そのため、現存するヒュムノスエクストラクトのほとんどは塔建設当時に紡がれたものであるが、まれに最近紡がれたものもある( など)。

ヒュムノスエクストラクトを利用すると、アルトネリコの停止や再起動、自然環境の操作、大地を揺るがす大魔法の発動などができる。 必要導体H波流量により、オリジンが使用することを前提とした『オリジン専用』とβ純血種が使用する『汎用』の二種に分類される。

ヒュムノフュージョン
ヒュムノスエクストラクトにおいてヒュムネクリスタルをダウンロードしたときに、本来の詩と若干効果が変わることを指す。ヒュムネクリスタルには製作者の想いがこめられているだけなので、ダウンロードしたレーヴァテイルによって詩の歌詞や旋律は異なるが、通常効果は同じである。しかし、ヒュムノスをダウンロードしたレーヴァテイルがその想いから更に強い想いを持つことで、極稀ではあるが詩の効果が変わることがある。上記のように、ヒュムノスエクストラクトを紡ぎだすのにはとても強い思いが必要なので、それをさらに超える想いを持つことは滅多にないと思われる。よって、ヒュムノフュージョンは非常に稀な現象であるといえよう。

なお、ヒュムノフュージョンの具体的な例としては、1のゲームでは、彌紗がミュールの詩である をフュージョン化させ、2のゲーム中ではジャクリが自分の詩をさらにフュージョンした 、クローシェが を、設定上では19代焔の御子イリューシャが を使用している。
(例のうち厳密にガストが公式の場でヒュムノフュージョンとして紹介しているのは、ジャクリ及びイリューシャの物のみだが、状況的に見て他の二つも同様にヒュムノフュージョンと思われる。)

ヒュムノスワード
ヒュムノワードとは、第三期で『詩魔法』と呼ばれているもののことである。 の形式をしている。 こちらはヒュムノスエクストラクトと違い、レーヴァテイルなら誰でも使用可能である。 普通に紡ぐには2、3年かかるが、ダイブすれば短期間に紡ぐことも可能である。 ヒュムノスワードは、塔に信号を送り、そこから出力されるので、塔が機能していないと使用できない。 また、塔の管理下で利用されるので塔のシステムに作用するような強力な効果は得られない。 しかし、新しいものを産み出したり、物理法則を詠唱中のみ無視することなどはできる。

ヒュムノススペル
ヒュムノススペルは、前者2つが詩であるのに対し、こちらはただの呪文である。 アルトネリコにプリセットされている呪文を詠唱すると、その効果が出力される。 呪文を唱えれば誰でも使用できるが、新しいものを産み出したりすることはできない。 使用用途は、ヒュムノスエクストラクトのダウンロードや隔壁認証である。

話者
作品中
「アルトネリコ1」の舞台であるソル・シエールにおいては、レーヴァテイルと、一部の人間のみが使用できる。続編に当たる「アルトネリコ2」も同様である。 レーヴァテイルは、インストールポイントが現れる(レーヴァテイルとして覚醒する)と無意識に使えるようになる。 これは、塔とレーヴァテイルがリンクすることにより、コスモスフィアに流れ込んでくるためである。 しかし、ヒュムノス語を学んだわけではないので、例えば『「嬉しい」ってヒュムノス語でなんて言うの?』などと質問しても、答えられない。 塔とリンクしている間(詩魔法の詠唱中や、ヒュムノスをダウンロードしているとき)のみ、使うことが出来る。

一方人間は、エレミアの騎士等のプラティナの人間ならば隔壁の開放コードなどを呪文的に使えることがあるが、自在に使いこなす人間はゲーム中には登場しない(一部、例外的にヒュムノスミュージカルにおいて『月奏(つきかなで)』と呼ばれる人々が登場しており、レーヴァテイルが詩サーバーから力を得るように、自然から力を得て魔法的効果を得ている)。 第一期や第二期など、ヒュムノス語を多用していた時代には、間違いなく多くの人間が話せただろう。

このようにゲーム内での現在(第三期)では自由に使いこなせるものはいない。 例外的にシュレリア(エオリア)及びフレリアは、オリジンであると共に管理者でもあるので自由に使うことが出来る。この世界で最もヒュムノス語に詳しい存在たちである。 そのため、シュレリアは公式ホームページではヒュムノス語の解説をしばしば行っている。但し、本人が『好きな律はアルファ律』といっているので、シュレリアにとってもやや難しいのかもしれない。

作品外
現実世界では、アルトネリコ関連楽曲の作詞担当者は基本的に最低限のヒュムノス運用能力があると考えてよい。 中でも志方あきこは多くの単語を考案しており、ヒュムノス語を考案したディレクターの土屋暁と並んで現実世界で最もヒュムノス語に詳しい人物である。 その他に、一般人でゲーム内や楽曲中のヒュムノス語を解読し、公式ホームページで紹介されたほどの人物も存在する他、自力でヒュムノス語の文章を紡いだ猛者もいる。

CD等の楽曲以外現実の世界で発話した記録は少なく、アルトネリコの制作記者会見にて志方あきこがヒュムノス語で挨拶した記録が残されている程度と思われる。

2009年02月06日

封神領域エルツヴァーユ

『封神領域エルツヴァーユ』(ふうじんりょういきエルツヴァーユ)はユークスから1999年にプレイステーション用に発売された3Dアクションゲーム(対戦型格闘ゲーム)である。
きたみびお 浮草ぐらし ウェッジ ビーピー ツベル タイマー ビヤマハギ フロマ シケイン フリーラジ マスタ わかくさ ハイネッ パラ プロテス ロンネット ソリテー マンス スライド バヌア マート びばい フレアスカ ドトイ ラッシュ ライム ワインバ ナポリタン インゴット リッピン ウェル バター ドグマ とうりゅう スロット モラリ トレジャ フラッシ ヒマワ チャロ ムック テスト パネラー ダース サイト ジャッジ エタイ マッピング 露の契 フェージュ

なお、厳密な表記では「神」の字は旧字体の「?」が用いられるが、常用漢字ではないため本項目においては表記を「封神領域エルツヴァーユ」に統一する。
この世界とは違う次元に属する異世界「イ・プラセェル」は、多次元に同時存在する絶対存在「イハドゥルカ」の脅威にさらされていた。多大な犠牲と引き換えにイハドゥルカを「封神領域エルツヴァーユ」へ一時封印することに成功するが、根本的な解決を望むイ・プラセェル各国は異世界よりイハドゥルカに対抗できるだけの力を持った者を呼び寄せるべく、それぞれが大規模な「召喚計画」を遂行する。そして、召喚された者たちは、それぞれの想いを胸にイハドゥルカの元へと向かうのであった。

創業以来、ゲームソフト開発の下請け会社として活動してきたユークスは『闘魂烈伝シリーズ』のヒットをうけて、初の完全自社ブランド作品に取り掛かる。それが本作『封神領域エルツヴァーユ』だった。メタルヒーロー、魔法使い、陰陽師などといった、統一した世界観を持たない多彩なジャンルのキャラクターが一堂に会して戦うというのが主な内容。シンプルな操作性と派手な演出や、各所に散りばめられた様々なオマージュなどが、特にマニア層の支持を得た。

また、オープニングとエンディングにはアニメーションムービーを挿入し、個性的なキャラクターには豪華な声優陣を起用。派手な見た目とは裏腹に遊びやすさを考慮し、細部にこだわった丁寧な作りはユーザーから高い評価を得たものの、セールスが伴わず、ユークスは一時的な業績悪化に陥り、海外版のロイヤリティーを含めることで収支の折り合いをつけることになった。海外版のタイトルは『Evil Zone』。海外版発売元はブルースカイソフトウェア(en:BlueSky Software)。

操作
本作では操作に「方向キー(↑↓←→)」「攻撃用ボタン(以下、A)」「防御用ボタン(以下、G)」の計3種類のボタンしか使用せず、複雑な操作を一切必要としない極めてシンプルなものである。

移動
前後左右の4方向に動くことができ、左右移動(↑もしくは↓)は相手を中心に円を描くように手前か奥方向へ移動する。↑を2回押してGボタンでジャンプが可能。近距離戦においては相手の後ろに素早く回り込むこともできる。

攻撃
通常攻撃は3連続攻撃まで可能で、近距離では格闘攻撃、遠距離ではエネルギー弾の攻撃に切り替わる。移動しながらでも攻撃できるが、その際は単発でしか攻撃できない。↑を2回押してAでジャンプ攻撃、↓を2回押してAで相手を空中へ打ち上げる攻撃ができる。その他の攻撃に関しては以下を参照のこと。

溜め
Aボタン長押しでチャージ(溜め)ができ、チャージが完了すると「パワークリスタル」が一つ手に入る。このクリスタルは最大3個まで所持が可能で、超必殺技もしくは強化必殺技の使用時に1個ずつ消費される。チャージに必要な長さはその時のキャラのライフゲージの長さに比例するため、ライフが残り少なければ少ないほどチャージに必要な時間は短くなる。
必殺技
←・↑・→いずれかの方向に押してAボタンで必殺技が出る。また、Aボタンを1回押した場合と2回押した場合では技の性能が異なり、弾の軌道や場合によっては技の性能そのものにまで変化が出る。必殺技の中には相手を吹っ飛ばしたり、一時的に行動不能にするなど、特殊効果を持つものも含まれている。
パワークリスタルを所持している場合はAボタン長押しで一部の必殺技を強化必殺技へ変化させることができる。強化必殺技は発動までに若干の時間がかかるが、その間は無敵状態となり、緊急回避にも使える。
超必殺技
パワークリスタルを所持している時に、←方向(キャラが右向きの時)に2回押してAでクリスタルを射出する。このクリスタルは通常攻撃やガードで打ち消されてしまうが、ヒットさせると強力な超必殺技を決めることができる。ちなみに、この超必殺技は通常時と止めをさすと時では演出に若干の変化が出る。
捕縛攻撃
↓を押してAで捕縛攻撃というガード無視の攻撃をすることができる。捕縛攻撃は近距離(前方・後方)・中距離・遠距離と相手との距離によって変化し、近距離では相手をそのまま捕まえて攻撃する、いわゆる投げ技になる。中・遠距離では相手の足元に赤いサークルを発生させ、相手をこのサークルの中に捕らえると捕縛攻撃が成立する。このサークルは移動によって抜け出されてしまうが、↓を押してAを2回押すとサークルがドーナツ状に変化し、抜け出ようとする相手を捕らえることができる。
滑空攻撃
→方向(キャラが右向き時)に2回押してAで相手に飛び込みながら攻撃する滑空攻撃になる。滑空攻撃には相手の状態によって新たなバリエーションが発生する。相手を空中に打ち上げたところに滑空攻撃を仕掛けると、連続攻撃をする3連滑空攻撃になる。また、相手が崩し時(必殺技などをうけて一時的にグロッキーになっている状態)に滑空攻撃を仕掛けると、相手が反撃してきたのを避けながら飛び込んで攻撃するという、特別な演出を挿入しての攻撃になる。
ちなみに、お互いのキャラが同時に滑空攻撃を仕掛けた場合は、お互いのキャラが平行に走りながら牽制しあう「プレッシャーダッシュ」状態になる。この時にボタンを多く連打したほうが相手に一撃を加えることができ、そこから次の攻撃へと繋げていく事ができる。

防御
Gボタンを押しているときはガード状態となり、通常攻撃は完全防御。必殺技も若干の体力を奪われるだけに留める事ができる。捕縛攻撃に対しては、ボタンを押しっぱなしの状態ではガードは不可能だが、中・遠距離捕縛は足元にサークルが発生した瞬間にGボタンを押すとサークルを解除できる。近距離捕縛に対しても、相手がつかみかかってきた瞬間にこちらも捕縛攻撃(↓+A)を仕掛けると相手の手を振り払うことができる。
キャラクター紹介
この項では、ゲームで使用できるメイン・キャラクターとその脇を固めるサブ・キャラクターの解説をする。

完全懲悪ダンザイバー(声:関智一)
文明レベルの低い惑星の環境を保護する「汎銀河辺境文明保護機構」の特異監査官として、地球宙域を担当する正義のヒーロー。ダンザイバーというのはコードネームであり、本当の名は神鏡衝(みかがみ しょう)。もともと広報課勤務だったにもかかわらず、ヒーロー願望に目覚めて特異捜査官になってしまった熱血漢。「零着」(ぜろちゃく)の掛け声と共に某特撮風のスーツを身にまとい、現在は地球を狙う「惑星狩猟旅団クライオス」と激戦を繰り広げている。
ルリィ・アスドライブ(声:桑島法子・二役)
ダンザイバーのパートナー。支援母艦に乗り込んでダンザイバーをサポートしている。活発な性格で、ユリィとは双子の姉妹でありながらも性格も趣味もまるで正反対。
ユリィ・アスドライブ
ダンザイバーのパートナー。ルリィとは双子の姉妹で、おとなしく引っ込み思案な性格。「封神領域エルツヴァーユ」の封印強化のための媒体として利用され、エルツヴァーユに閉じ込められる。最終的に彼女を助け出すことがダンザイバーの目的である。
アルティ・アル・ラーゼル(声:矢島晶子)
フィニステール王国の宮廷魔導師で、イ・プラセェルの人間。他世界の人間を巻き込む「召喚計画」に異を唱えつつも、やむを得ず召喚した「神戮のエリル」が自分と同世代の少女だったことに衝撃を受け、また他世界の人間を封印強化の媒体に利用する召還計画に反発、ついに自らイハドゥルカ討伐に赴く。炎の精霊魔法を得意とし、多数の炎系統の魔法と宮廷仕込みの体術を使いこなす。
ブライン・ザァル・デライン(声:若本規夫)
アルの師匠で、両親を失って身寄りの無かった彼を宮廷に迎え入れた人物。イハドゥルカ討伐に向かったアルを見守り、アルのストーリーではナレーターも務める。またイハドゥルカ・イル・イメラとは旧知の仲だった。
斎月 セツナ(さいづき せつな)(声:氷上恭子・二役)
本名斎月雪那。普段は名門私立中学校に通う女子中学生だが、「邪陰」(やかぎ)という怪物に襲われた所を華麟に助けられて以来、「守護天使」(ガーディー・エンジェル)として華麟と共に邪陰と戦っている。他の召喚者とは違い、イハドゥルカの手によってイ・プラセェルへと召喚されたため、なぜ自分が此処に呼ばれたのかを知るためにイハドゥルカの元へ向かう。翠とは昔からの知り合いで姉妹同然の仲だが、邪陰の事などは話していない。
華麟(かりん)(声:井上喜久子・二役)
少女の姿をした意識体で、ある出来事をきっかけにセツナと融合して共通の敵である邪陰と戦う。セツナとは深い信頼関係で繋がっており、彼女に危害を加えるものに対しては容赦なく力を発揮する。その正体は幽祢が以前に殺したリアの欠片であり、ある種イハドゥルカの分身ともいえる存在である。華麟という名前はセツナが昔飼っていた犬の名前から付けられた。
姫野 翠(ひめの みどり)(声:日高のり子)
不韻流古式格闘術宗家の後継者としてひたすらに強い者を追い求める、さっぱりした気性の熱血格闘女子高生。イハドゥルカを追うのも強い者を求めるためである。邪霊を相手に闘ったとき慧矢に命を助けられるが、良い印象は持たず、以降ライバル心を燃やしている。セツナとは幼馴染であり、いじめられているところを助けたりもしていたが、セツナと戦える事を歓ぶ一面も見せる。
エリル・プローズ(声:桑島法子)
「神戮のエリル」の二つ名を持つ傭兵。彼女もアルと同じくイ・プラセェル人であり、自分を召喚したアルに好意を抱いて、イハドゥルカ打倒に向かう。戦闘BGMとして自身のテーマソングが流れるなど、この作品屈指のギャグキャラだが姉貴分のファイリィを失った過去があり、その為アルとファイリィそしてネフィルム関係では決してふざけた態度は取らず、幽祢が言う本来の名称である虚魂裳と呼ぶ事を嫌いネフィルムで通させる。
北米版「Evil Zone」ではコスチュームに変更が加えられた。ヨーロッパ版は日本版と同じコスチュームである。
ファイリィ
かつてエリルと共に旅をしていた女性で、エリルが身に付けている寄生装甲「ネフィルム」の以前の持ち主。エリルが瀕死の状態に陥った時にネフィルムをエリルに装備させ、自らの生命をネフィリムに捧げる事によってエリルの命を救った。
ガリィ・‘バニッシュ’グレッグマン(声:玄田哲章)
星間を駆け巡り、「バニッシュ」(消滅)の通り名が付くほどの壮絶な闘い振りを誇る、その世界でも有名なバウンティハンター。あくまで仕事としてイハドゥルカ討伐を請け負うが、情に厚い性格で余計な苦労を背負い込みやすいナイスガイ。以前にダンザイバーと同じ「汎銀河辺境文明保護機構」に所属していた経歴を持つ。大柄のゴツイ外見とは裏腹にピアノの演奏を得意とし、自分の所有する「不鳴のピアノ」の音色を導けるだけの波動の持ち主を探している。
サヤカ・グレッグマン(声:氷上恭子)
一回りも年齢が違う、ガリィの年下妻。ガリィをサポートし、なおかつ尻に敷いているしっかりとした女性。
天法院 慧矢(てんぽういん けいや)(声:緑川光)
天法院家の跡取りであり、能役者と陰陽師の二つの顔を持つ。周囲の期待を快く思っていないと同時に、低く見られることを嫌うプライドを持っており、また己のためだけに力を使うという考えだったが、唯一、緋水佳にだけは心を開いていた。当初はイハドゥルカ討伐には乗り気ではなかったが、召喚者の中に以前から行方を追っていたライがいたことを知り、緋水佳を助ける力を得るために旅に出る。
嬬石 緋水佳(つまいし ひみか)
慧矢と同じく天法院家の血筋に生まれ、慧矢の心の支えとなっていた女性。魔刃シャハルを封印するためにライと戦うが、シャハルに魂を奪われ、昏睡状態に陥る。
ラインドウェル・レインリクス(声:二又一成)
魔刃シャハルに選ばれた人間。元々はミュージシャン志望のオカルトマニアだったが、ドラッグに溺れて精神に破綻をきたし、各地で犯罪に手を染める。ある時、骨董屋で見つけた魔刃シャハルを強奪。イ・プラセェルに召喚された際も、その場に居合わせた召喚師たちを殺害して逃亡した。見つめるだけで相手に状態異常を引き起こす「邪眼」の使い手でもある。
魔刃シャハル(声:南央美・二役)
ライが持つ真紅の刃の魔剣で、魔王シャハル(シャヘル)の分身。現世に現れる為に、持ち主であるライの心身を徐々に蝕んでゆく。また幽祢やリアについても何か知っていた模様。
幽祢(かくりね)(声:南央美)
幼い少女の外見を持ち、普段は子供らしい様相を呈しているがその実は齢一万歳を超える、人間を超越した生命体。かつては、同一の存在であるリアと共にお互いを補助しあうことでその存在を確かなものとしていたが、やがてリアは幽祢の元を離れ、独自の存在として活動するようになり、その後、幽祢自身も自らを唯一無二と称するようになった。リアに対しては愛憎入り混じった複雑な感情を抱いており、イハドゥルカを始めとするリアの仮身を、(全滅ではなく)最後の一人になるまで消滅させることを目的としている。その為、リアの仮身を倒し得る人間をわざと生かしておいたり、対抗する手段として虚魂裳(ネフィルムは元々虚魂裳の変異体)を作り出したりしていた。
イハドゥルカ(声:井上喜久子)
破壊衝動に従って人類の滅亡を目論む魔人で、その正体は多元宇宙に存在するリアの写し身。イハドゥルカ・イル・イメラの体を乗っ取ることによって、イ・プラセェルに姿を表した。自分を狙う幽祢の動きを察知し、セツナと華麟を召喚してその力を吸収しようとする。普段は威厳のある喋り方をするが幽祢に対してはリアの面が前に出るのか、かなり砕けた喋り方になる。
イハドゥルカ・イル・イメラ
イ・プラセェルの「エヴナ・アブラク聖神国」に仕えていた宮廷魔導師。数年前に失踪し、再び姿を表した時にはリアに体を乗っ取られていた。
リア
あらゆる次元に同時存在する多次元生命体。かつては幽祢とその存在を共にしていたが、異なる次元に自分の分身である仮身を存在させることで自立し、幽祢の元から離れる。イハドゥルカはイ・プラセェルでのリアの仮身であり、地球に対しても「惑星狩猟旅団クライオス」の首領「ギラクルヴァ」の名を語って侵略を目論んでいる。
ストーリーモード
キャラクター選択後に各キャラクターごとのタイトル名で「新番組」としての宣伝が流れ、戦闘前に「サブタイトル」が表示され、戦闘後には「次回予告」や「アイキャッチ」が挿入されるなど、(特撮ないしアニメの)テレビ番組のような体裁を取っている。予告ナレーションの一部は若本規夫が担当している。

完全懲悪ダンザイバー (ダンザイバー)
第一話 「罪を断つ覇王の力 零着! ダンザイバー!! ―魔導師 アルティ・アル・ラーゼル 登場―」
第二話 「邪悪なる欲望の罠 闇より来る黒き刺客! ―陰陽師 天法院 慧也 登場―」
第三話 「夏休み怪奇シリーズ 魔刃シャハルの恐怖! ―媒体 ラインドウェル・レインリクス 登場―」
第四話 「強襲する残光は傭兵少女の恋心! ―寄生装甲 エリル・プローズ 登場―」
第五話 「奪われた天使の心 ブレザー姿の死刑執行人 ―守護天使 斉月 セツナ 登場―」
第六話 「現れた迫撃の挑戦者 誇りを込めた熱き拳! ―熱血格闘少女 姫野 翠 登場―」
第七話 「ダンザイバー絶体絶命! 少女の微笑みは詩の招待状 ―超純粋 幽祢 登場―」
第八話 「激突する漢と漢の戦場に少女がこぼした悲しき涙 ―ナイスガイ ガリィ・’バニッシュ’グレッグマン 登場―」
第九話 「風雲急を告げる強敵の影 秘められた想いはコーヒーの香り ―傀儡 偽ダンザイバー 登場―」
最終回 「そして、紡がれる未来・・・ ―絶対存在 イハドゥルカ 登場―」
ロスト・レガシィ (アルティ・アル・ラーゼル)
第一話 「カレの必然」
第二話 「譲れないワケ ふたつ」
第三話 「君の持つナヤミ 君にあるチカラ」
第四話 「ドコカにある想い」
第五話 「守りたいタイセツなもの」
第六話 「少しだけのホントウ」
第七話 「ずっと知ってたコタエ」
第八話 「負けないキモチ」
第九話 「カノジョの必然」
最終回 「サヨナラを見つけた日 その日に消えたモノ」
ガーディーエンジェル セツナ (斎月セツナ)
第1幕 「セツナ 華麟」
第2幕 「勝手だとしても わがままだとしても」
第3幕 「私のセツナ」
第4幕 「瞳に映る私」
第5幕 「喰らわれし者と・・・」
第6幕 「そして私はここにいる」
第7幕 「彼女のフィールド その時、心は震えた」
第8幕 「想いの向こう側(前編)」
第9幕 「想いの向こう側(後編)」
最終幕 「セツナと華麟」
絶対熱血 みどりがイチバンっ! (姫野翠)
ラウンド1 「疾風怒濤! アタシが噂の熱血ガール!」
ラウンド2 「快刀乱麻! 賞金稼ぎの挑戦!」
ラウンド3 「空前絶後! VSは魔法使い!」
ラウンド4 「問答無用! 正義の味方をぶっ飛ばせ!?」
ラウンド5 「天下一品! 待ってましたの大勝負!」
ラウンド6 「驚天動地! 対決! アタシ対アタシ!?」
ラウンド7 「変幻自在! 脅威を運ぶ者!」
ラウンド8 「電光石火! 今つけるべき決着!」
ラウンド9 「千載一遇! 一度きりの死闘!」
ファイナルラウンド 「光風霽月! やっぱりアタシがNo.1!」
MoeMoeエリル (エリル・プローズ)
エピソード1 「萌え萌えエリル! 完璧無敵の究極美少女!」
エピソード2 「いけいけエリル! ナイスガイには興味ナイ!」
エピソード3 「ばちばちエリル! 格闘少女は待ったなし?」
エピソード4 「キレキレエリル! 傍若無人なイヤなヤツ」
エピソード5 「まじまじエリル! 負けてられないアイツとコイツ!」
エピソード6 「アセアセエリル! ヘンタイさんこんにちは!」
エピソード7 「にせにせエリル! ぜったいうそっ、敵はエリル?」
エピソード8 「まじまじエリル! 今日のエリルはシリアスエリル!」
エピソード9 「ラブラブエリル! 恋は乙女の命です!」
エピソード10 「ばいばいエリル! 明日もエリルの風が吹く!」
Kltzy Rogue (ガリィ・’バニッシュ’グレッグマン)
1st STAGE 「CHERRY BOY」
2nd STAGE 「CRAZY PUNNKER」
3rd STAGE 「BURNING QUEEN」
4th STAGE 「NOISY GIRL」
5th STAGE 「IMITATION ROGUE」
6th STAGE 「BLACK MAN」
7th STAGE 「ANGELIC GIRLS」
8th STAGE 「METALLIC HERO」
9th STAGE 「DANCING PIXY」
FINAL STAGE 「THE best NICE GUY」
天法院掃魔奇譚 外伝 (天法院慧矢)
第一夜 「想」
第二夜 「侠」
第三夜 「迷」
第四夜 「義」
第五夜 「仇」
第六夜 「縁」
第七夜 「影」
第八夜 「虚」
第九夜 「願」
最終夜 「結」
Day Breaker (ラインドウェル・レインリクス)
第一話 「GREED」
第二話 「ARROGANCE」
第三話 「JUDGMENT」
第四話 「FATE」
第五話 「SELF」
第六話 「BALANCE」
第七話 「REVERSE」
第八話 「LOSS」
第九話 「S」
最終話 「REpledge」
夢幻歳華 (幽祢)
その一の話 「わたしは幽祢」
その二の話 「あの人とわたし」
その三の話 「わたしの記憶」
その四の話 「迷子はわたし」
その五の話 「それがわたしの生きてる理由」
その六の話 「わたしの帰る場所」
その七の話 「わたしのば?か」
その八の話 「わたしはひとり」
その九の話 「わたしは…、『幽祢』だもの」
その十の話 「私の馬鹿」
封神領域エルツヴァーユ ―I wanna kiss in the dark― (イハドゥルカ)
第一話 「鮮烈の女神」
第二話 「邂逅(わくらば)」
第三話 「それが私の生きてる理由」
第四話 「エスペラントの背徳」
第五話 「穿たれた跡。または、二つ目の原罪」
第六話 「隠したるは其の想い、耐えざるは其の痛み」
第七話 「何故…? 何故と私は言ったのか?」
第八話 「イハドゥルカ・イル・イメラの名」
第九話 「思い出は万華の如く」
最終話 「ねぇ、あの日の思い出は、あなたの心にもまだあるのかしら?」

2009年01月22日

アウシュヴィッツの死亡者数についての諸説とその推移

ヒトラー政権下のドイツで最大規模であったアウシュヴィッツ収容所を解放したソ連は、しばらくの間、他の西側連合諸国のアウシュヴィッツの調査を許可せず、戦後しばらくの間は死亡者数が数百万人と過大に見積もられていた。その後も死亡者数については色々な説があるが、1950年代以降は概ね100万人内外とするものが多い。

800万人説(1945年)
フランス戦争犯罪調査局とフランス戦争犯罪情報サービスによる。
500万から550万人説(1945年)
Bernard Czardybon による。何名かのSS隊員の自白『ル・モンド』紙による。
400万人説(1945)
ニュルンベルク裁判が「顕著な事実」としたソ連側資料による。この数字は、1990年までアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の記念碑に刻まれて、多くの人々によって信じられてきた。しかし、現在では虚偽であるとされ、1995年に同強制収容所の記念碑は150万人と置き換えられた。
300万人説(1946年)
初代アウシュヴィッツ所長ルドルフ・フェルディナント・ヘスの尋問による自白。
「私は1943年12月1日までアウシュヴィッツの所長を務め、少なくとも250万人の犠牲者がガス処刑や焼却によって処刑・絶滅され、少なくとも50万人が飢えや疫病で死亡したと推定する。死者の合計は300万人である。」
(1946年4月5日、ニュルンベルクの監獄で供述書に署名)
現在では、尋問中に暴行や拷問を受けた可能性など、取調べの問題点が指摘されており、300万人というヘスの証言は信憑性がないとされている。
80万人から90万人説(1953年)
イギリスの歴史家ジェラルド・ライトリンガー(Gerald Reitlinger)による。
900万人説(1955年)
フランスで作製されたドキュメンタリー『夜と霧 (映画)』による。
125万人説(1985年)
ユダヤ系の歴史家ラウル・ヒルバーグ(Raul Hilberg)による。100万人のユダヤ人が殺され、25万以上の非ユダヤ人が死亡したとする。
100万人説(1989年)
フランスの化学者ジャン=クロード・プレサック(Jean-Claude_Pressac)による。
63万人から71万人説(1994年)
ジャン=クロード・プレサックによる。そのうち47万人から55万人がガス処刑されたユダヤ人であったとされる。
150万人説(1995年)
現在のアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の記念碑の数字。1995年に、400万人という数字から差し替えられた。
50万人説(2003年)
『デア・シュピーゲル』誌の主任編集者であったフリツォフ・メイヤー(Fritjof Meyer)による。そのうちガス処刑による犠牲者は35万人と、現在、ガス室での処刑を認めている説の中で最も少ない人数を挙げている。
アーサー・R・バッツ(Arthur R. Butz)ら歴史修正主義者たちは、アウシュヴィッツの死者の総数は「15万に達するが、そのうち約10万がユダヤ人であった。」大半のユダヤ人は殺されたのではなく、とくにチフスの疫病によって死んだのである。殺虫剤チクロンBはガス処刑にではなくチフスを媒介するシラミを駆除するために使用されたと主張している。

ホロコースト否認論

ホロコーストについては、事実関係の不明確さや疑わしさからその実在を疑問視する研究が行われており、この立場を「ホロコースト否認 (否定)」、あるいはより広い意味を包含する目的で「ホロコースト修正主義」という。また、日本でこうした立場から単行本を出版して居る論者(西岡昌紀、木村愛二)は、「ホロコースト見直し論」と言う用語を使っている。似た用語に歴史修正主義があり、「ホロコースト否認」や「ホロコースト修正主義」という用語と関連して認識されている。

ホロコースト否認論の主な論争には、1988年にアウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)を訪れ、同地で公開されて居る「ガス室」が本当に処刑用のガス室であったか否かを検証した『ロイヒター・レポート』、1993年に当時マックス・プランク研究所で化学による博士課程にあったゲルマー・ルドルフのルドルフ・レポート、デイヴィッド・アーヴィングが名誉棄損を訴えたリプスタット事件などがある。また日本では「ガス室」はなかったという記事が月刊誌「マルコポーロ」(1995年2月号)に掲載された。写真入り10ページの記事は、ユダヤの戦闘的擁護団体「ヴィーゼンタール」によって激しい抗議を受け、出版元である文芸春秋社は社長の田中健五氏が公式に謝罪すると同時に、編集長の花田紀凱氏を解任し、さらに雑誌の廃刊処分を決定した(マルコポーロ事件)。

ドイツ・オーストリア・フランスなどでは「ナチスの犯罪」を「否定もしくは矮小化」した者に対して刑事罰が適用される法律が制定されている。ドイツでは1994年から「ホロコースト否定」が刑法130条第3項で禁じられている。

2004年にはイスラエルで、外国に対して「ホロコースト否定論者」の身柄引渡しを要求できる「ホロコースト否定禁止法」が制定された。

また、人種差別禁止法を名目に「ホロコースト否定」を取り締まる国もある。歴史家デイヴィッド・アーヴィングが「ナチス政策の正当化とホロコースト否定のため」逮捕された例もある。

一方イスラム世界では、ホロコーストに対するユダヤ人への同情論が結果的にシオニズムの容認とパレスチナからのパレスチナ人追放へと繋がったとする反発から、ホロコーストを否定又は過少評価しようとする意見も根強い。2005年にイランのアフマディネジャド大統領が「ホロコーストは無かった」などとホロコーストを否定する発言を行って非難を受けている。2006年12月にはイランでホロコーストをイスラエルなどの捏造だと考える世界の歴史研究者が集まり会議が開かれた。この席でアメリカやヨーロッパ諸国は言論を弾圧しデマで真実を覆い隠しているとの非難声明が出された。
リーベ フラッ ザイル クチン セドラ タコメ ブラウ レット シスプ じゃくやく ラップワピ デリバリ ツワブキ フリーダム ソート ナビタイア メンマ タルト ガネット スニファー オート スコア えーびー ちょうい たんし ニヒル モップ 国内チュ ティーン ギャレー 幻のユウ ブイゾ シールド パサー タジン ダウンライト コスル ナポリ ヒモパン ジューシー ショー ポニカ いーん リターン パリー トライア バスー 山菜サーチ ヴェリ ローズ

ホロコーストに関する最新の展開
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ナチス・ドイツ公文書の一般公開
ナチスの強制収容所などにおける実態が詳述されたドイツの公文書が一般公開されることが決まった。この文書は最大5000万件にも達する膨大なもので、アメリカ、ポーランド、ドイツ、イスラエルを始めとした11か国と赤十字国際委員会 (ICRC: The International Committee of the Red Cross、公式サイト) がドイツ中部のバド・アーロルゼン (de:Bad Arolsen) にある国際追跡サービス ( en:International Tracing Service) という名前の公文書館で共同で管理している。

管理されている公文書にはナチス・ドイツによって強制収容所で迫害されたり虐殺された人々約1750万人の個人情報が、収容された経緯やその後の処置なども含めて詳しく記載されているものがあるという。

同公文書館に保管されている公文書はナチス・ドイツの行為の直接被害を受けた者あるいはその遺族だけが特別に閲覧を許されてきた。同公文書館には毎年15万件もの問い合わせがあったというが、一般には閲覧できる資料が限られていたため、ホロコーストの全容を解明したいと望む研究者や歴史家にとっては調査の大きな障害となっていた。

ドイツ政府は国家賠償問題が新たに発生することを懸念して、プライバシー保護を建前としてこれまで一般公開を拒んできたが、その他のITS管理者、つまり関係10か国と赤十字国際委員会は一般公開を希望していた。これまで続けられてきたアメリカやフランスなど関係国の圧力と、戦後60年という歳月が流れた事実が、ドイツがこの膨大な公文書の一般公開を受け入れることになった要因となったとされる。

2006年5月16日、ルクセンブルクで開催されたドイツを含む関係国11か国とICRCによる年次総会で一般公開に関する合意が得られた。今後協定の変更作業や各国議会の承認などの法的手続きが行われるため、実際の公開は2007年半ばになるものと見られている。

一般公開が実現すれば、研究者や歴史家によってユダヤ人やポーランド人、ドイツ人政治犯など合計約600万人が犠牲になったとされるホロコーストの全容解明が劇的に加速するものと思われる。これは立場・主張を問わず、全ての研究者が待ち望んでいることであろう。

2009年01月15日

永楽大典

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永楽大典(えいらくたいてん)とは、中国明代に編纂された中国最大級の類書のことである。22,877巻・11,095冊・目録60巻、1408年(永楽6年)の成立である。

沿革
当初1404年に成立し、「文献大成」という書名を永楽帝より賜った。しかし不備が見つかり編纂し直した後、巻頭に永楽帝御製の序を冠して、改めて「永楽大典」の書名を賜った。

1562年(嘉靖41年)に、原本の他に正副の二本がつくられ、隆慶年間(1567年 - 1572年)の初めに完成した。原本は南京、正本は文淵閣、副本は北京の皇城内に置かれた。

後世、火災や盗難に遭い、正本は明末の動乱で焼失した。副本は清朝に継承され、1772年(乾隆38年)に翰林院に収蔵され、乾隆帝の命による「四庫全書」の編纂に活用されたが、アロー号事件や義和団の乱などにより大部分は亡佚してしまった。特にアロー号事件で英仏軍が北京に侵入したとき、永楽大典を雨でぬかるんだ路上に敷き詰めたといわれる。結果、現在まで伝えられているものは60冊余りでしかない(現在、北京図書館所蔵)。但し、世界各地に散在する零本を集めると、数百冊単位にはなると言われ、それを集成した影印版も中華書局より出版されているが、それでも永楽大典の全体から見れば、数パーセント程度の分量でしかない。日本にも、静嘉堂文庫や東洋文庫などに零本が所蔵されている。

内容
経・史・子・集の四部から、天文・地誌・陰陽・医卜・僧道・技芸に及ぶ、あらゆる図書を原本によって蒐集している。それらを『洪武正韻』という韻書の韻の順序により分類排列することによって、検索の便をはかっている。ただし、短期間で完成させたゆえの粗雑さも間々見受けられる。

中には後世になって散佚してしまった文献も含まれている。現行の『旧五代史』『宋会要輯稿』『経世大典站赤門』等は、清代になり本書中より蒐集して再生されたものである。同様の書籍が、経部66種・史部41種・子部103種・集部175種で、合計4,926巻に及んだという

大元聖政国朝典章(だいげんせいせいこくちょうてんしょう)、略称元典章(げんてんしょう)は、中国元時代に政府が編纂した政治書。第5代大ハーンクビライから第9代シデバラまでの約60年間に行われた地方統治、経済、軍事、法令について記載されており、裁判等での判例としても使用された。元史に記載されていない情報も書かれている。

まず始めに出された正集60巻は、分詔令(1巻)、聖政(2巻)、朝綱(1巻)、台綱(2巻)、吏部(8巻)、戸部(13巻)、礼部(6巻)、兵部(5巻)、刑部(19巻)、工部(3巻)の計10門、373目という構成で、1260年から1320年までの情報が記載されている。その後に出された『新集至治条例』は典章部分に関する増補であり、国典、朝綱、吏、戸、礼、兵、刑、工の8門から成り、1322年までの情報が書かれている。現存するのは元代の福建で作られたものであり、台北の故宮博物院にある。しかし奥付等が無いために正確な刊行年は不明である[1]。

清代の1908年、董康が北京法律学堂から復刻しているが(沈刻本)誤字誤植が極めて多く[1]、1931年に陳垣が作った『元典章校補』10巻を参照しなければ読めない。1976年に故宮博物院から写真複写版が出版されている(元刻影印本)[